探究する人
鋳造課の
探究する人
ダイカスト製品の素材であり、
加工工程に供給する
鋳物づくりを担います。
後工程の作業効率や製品の質を
左右する
重要なポジションです。
鋳造を
学び続けて、
知り尽くす。
鋳造は、経験や感覚が活きる職人仕事と言えます。しかし一方で、絶対に欠かせないのが「理論」です。例えば、従業員間で技術を共有するとき、見て覚えるだけでなく、根拠を示すことで理解度は増します。また、伝える側にとっては、自らの理解を深める機会にもなるでしょう。
当社は、定期的に講義や勉強会などを行っており、新しい技術を学ぶ機会が豊富です。私の今の目標は、鋳造に関する専門性を高めること。なかでも金型の湯道の作り方、機械に負荷の少ない鋳造方案、特殊鋳造などに力を入れています。それらを活かす判断力も磨き、製品に合った最適な鋳造を突き詰めていきたいです。
2010年11月入社 鋳造課 担当者
ANOTHER STORY
鋳造は奥が深く、追究するのが楽しい世界です。鋳造課の責任者の立場としては、従業員の個性がプラスになるよう、一人ひとりの力を活かすことを大切にしています。摂津ダイカストはまだまだ成長できる、可能性の塊だと感じています。
※2023年1月時点のものです。
良品以上を
めざした
鋳物づくり。
鋳物とはいわば、加工前の「素材」です。しかし、削られる部分にまでこだわるほど、間違いのない製品づくりを意識しています。このくらいの傷なら大丈夫、そんな感覚で造ることはしません。妥協せずに造り続けることで、不良は最小限に留まり、技術は磨かれていくと信じています。
用途について知ることで、強度、鋳巣、見た目などの優先順位が明確になり、生産性は上がります。また同じ良品でも、傷がなければ検査の手間はひとつ省けます。第一に、自分が鋳造した製品で、検査する人、加工する人、顧客などに迷惑を掛けないこと。良品幅に収まるだけではない、それ以上の製品をめざして取り組んでいます。
2011年11月入社 鋳造課 担当者
ANOTHER STORY
入社面接で印象に残っているのは、「いくら仕事ができる人でも、根性の悪い人は採用しません」という言葉です。摂津ダイカストは個人で腕を磨くだけでなく、技術をみんなで分かち合い、困ったときは助け合います。入社後、その言葉の意味を実感しました。
※2023年1月時点のものです。